顧問司祭のメッセージ

堀江神父さんがどういう人かといえば、やはり宣教者魂がある人ということに尽きるでしょう。現在のミッションは、彼にとってみれば本望が叶うことであり、もっとも充実した時を過ごしているといえるのではないでしょうか。基本的に身体が頑強で、健康体ですから、割と環境の厳しいところに行ってもやっていける体力がある。そういうこともあって、宣教師として生きることがイエズス会員としての自分の生き方だと思ったのでしょう。とにかく、いつでも「困っている人を助けたい」という思いで生きている人です。
わたしは昔、短い期間でしたが修道院で堀江神父さんといっしょに暮らしていた時期がありました。ふだんは温和な彼が怒っている時というのは、たいてい貧しい人が虐げられたり弱い人が苦しめられたりしている時です。
ある日、こんなことがありました。修道院に帰ってきた堀江神父さんが怒っているので、どうしたのですかと話を聞くと、ホームレスの男性がズボンを履いていなかったというのです。こんなに豊かな日本で、ズボンさえ手に入れることがままならない人がいるということに怒っておられたのでした。彼は、その時、たまたま自分が持っていた着替えのズボンをそのホームレスの人にあげてきていました。
万事がそのような調子で、とにかく困っている人を見れば、自分の持っている物をすぐさま差し出さずにはいられないという、本当に善意が服を着て歩いているような人です。
宣教師は社会事業家ではありませんし、彼はこれからも今までやってきたことをシンプルに続けていかれるでしょう。ですから、日本で大々的な援助をするというのも、あまり似合わない気がします。あちらで何か足りないものがあったら、こちらでそれをできる範囲で支援するなど、細く長く、陰ながら支えるといった感じで続けていくのがよいのではないでしょうか。

英神父(左)堀江神父(右)
英神父(左)堀江神父(右)

(会の発足にあたり、英 隆一朗神父さまからのメッセージ)

堀江節郎神父とともに

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